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2026.08.19

人工芝のビフォーアフター実例で見る庭の変化|施工前の状態別に工程・工期・費用目安
人工芝のビフォーアフター実例で見る庭の変化

お盆が明けた8月下旬は、夏の間に伸び切った雑草や、水やりに疲れた天然芝を前に「この庭を来年こそ何とかしたい」と考える方がいちばん増える時期です。人工芝を検討するとき、多くの方が最初に見るのがビフォーアフターの写真。ただ、完成写真の「きれいさ」だけを見て業者を選ぶと、数年後に雑草が生えたり、継ぎ目が目立ったりといった後悔につながります。本当に見るべきは「施工前がどんな状態で、その下地にどんな工程を入れたのか」です。この記事では、芝キングが年間1,000件超の施工で日常的に扱っている5つの代表的な「ビフォー」の状態別に、変化のポイント・工程・工期・費用に影響する要素を整理します。秋(9〜10月)の施工に向けた準備の目安としてもお使いください。

ビフォーアフターは「完成写真」より「施工前」を見る

人工芝の仕上がりの良し悪しは、実は芝材そのものよりも下地で8割が決まります。同じ芝キングターフ30mmを敷いても、平らに転圧した下地の上と、凹凸が残った下地の上では、1年後の見え方がまったく違ってきます。

アフター写真で「きれいに見えている」要素を分解すると、次の4つに集約されます。

  • 面の平坦さ:わずかな凹凸も、光が当たると影になって波打って見える
  • 継ぎ目(ジョイント)の処理:芝目の向きを揃え、ジョイントシートと専用ボンドで一体化しているか
  • 見切り(エッジ)の直線:コンクリートや花壇との境界がまっすぐ通っているか
  • 芝葉の立ち上がり:仕上げの珪砂で葉が起き、毛並みのムラが消えているか

逆に言えば、施工前の状態によってこの4つを実現するための手数が変わります。だからこそ「ビフォーの状態別」に工程を知ることが、見積書を読み解く力になります。実際の完成事例は施工実績ページでも状態別にご覧いただけます。

芝キングターフ30mm リアル人工芝(人気商品)

ビフォー別・人工芝の変化と工程

ケース1:雑草だらけの土の庭(もっとも多いビフォー)

夏を越した土の庭は、膝丈まで雑草が伸び、地面が硬く締まっていることがほとんどです。この状態からのアフターがいちばん劇的で、「庭が部屋の延長になった」という声を多くいただきます。

工程は、草刈り・除根 → 不要な残土のすき取り → 砂・真砂土での不陸調整 → 転圧 → 防草シート → 人工芝 → U字釘固定(約8本/㎡)→ 珪砂散布、という流れです。ポイントは雑草の根を残さないことと、水が一方向に緩やかに流れる勾配をつけること。土の庭は比較的下地条件が素直なため、20㎡程度なら1〜2日で完了するケースが多いです。工程の詳細は施工の流れもあわせてご確認ください。

ケース2:手入れが追いつかない天然芝の庭

「毎週の芝刈りと夏の水やりが限界」という理由での張り替えは、真夏〜初秋にとても多い相談です。天然芝からの切り替えは見た目の変化以上に、生活の変化が大きいビフォーアフターです。

ただし工程的にはもっとも手数がかかります。天然芝は根(ほふく茎)が地表数センチに密にマット状に張っており、これを剥ぎ取ってから下地を作り直す必要があります。剥いだ芝は残土として処分が発生し、地面が下がるため砂・真砂土での埋め戻しと転圧も必要です。芝キングでは天然芝のお庭は下地調整・土壌改良費が2倍というルールを設けており、これは「値上げ」ではなく実際の作業量に対する正直な積み上げです。ここを安く見せている見積書は、剥ぎ取りや残土処分が抜けていないか確認してください。

ケース3:砂利敷きの庭(そのまま敷いてはいけない理由)

防草目的で砂利を敷いたものの、隙間から雑草が生え、歩くとジャリジャリして子どもが遊べない——このビフォーもよくあります。ここで絶対にやってはいけないのが砂利の上にそのまま防草シートと人工芝を敷くことです。

理由は水はけではありません。砂利のとがった角が防草シートを突き破り、その破れ目から雑草が生えてくるからです。U字釘を打つ力、上を歩く体重、夏冬の温度変化でシートは徐々に押しつけられ、数か月〜数年で穴があきます。そこに光と水が届けば、防草シートを敷いた意味が消えてしまいます。

正しい対処は2つ。①砂利を撤去して土の下地を作り直す、②砂利を完全に覆う高さまで砂・真砂土を入れて平らな面を作る、のいずれかです。②は砂入れの量が現場ごとに大きく変わるため、芝キングでは砂利のお庭は写真を送っていただいたうえで要相談としています。施工不可ではありませんので、まずは全体と足元のアップ写真をLINEでお送りください。

ケース4:コンクリートのテラス・アプローチ

殺風景なコンクリート土間は、人工芝を敷くとビフォーアフターの印象差が非常に大きい場所です。コンクリートには釘が打てないため、専用ボンドによる接着施工で対応します。既存の排水勾配と排水口をふさがないように芝をカットし、端部をしっかり接着することが、めくれ防止の要点です。

下地が平らでしっかりしているぶん工程はシンプルですが、油汚れやコケの除去、乾燥の待ち時間が必要になります。雨上がり直後は接着が効かないため、施工日は天気と相談になります。

ケース5:10年前の古い人工芝を張り替える

色が抜け、葉が寝て起きなくなった人工芝の張り替えも増えています。この場合のビフォーアフターは「新品の緑が戻る」だけでなく、下地からやり直せることが最大の価値です。古い施工では防草シートが省略されていたり、砂利下地のままだったりすることが少なくありません。

費用面では、古い人工芝の撤去・廃棄が3,000円/㎡(税抜・目安)で加算され、設置作業は撤去込みの単価が適用されます。既存の下地が良好なら調整費が軽く済むこともあり、逆に釘が大量に残っている・砂が流れて凹凸ができている場合は手数が増えます。寿命のサインが出ているかどうかは、葉の起き上がり・継ぎ目の開き・水はけの3点でご判断ください。

状態別の工程・工期・注意点まとめ(目安)

下の表は20㎡前後を想定した目安です。実際の工程と日数は、庭までの搬入経路、勾配、残置物の量、天候で変わります。

施工前の状態 追加で必要になる主な工程 工期の目安 費用に効くポイント(目安)
雑草だらけの土 草刈り・除根、不陸調整、転圧 1〜2日 下地調整(状態が良ければ軽減されることも)
天然芝 芝の剥ぎ取り、残土処分、埋め戻し・転圧 2〜3日 下地調整費が2倍。残土処分が別途発生
砂利敷き 砂利撤去、または砂・真砂土での覆い+転圧 2〜3日(要相談) 砂入れ量・撤去処分量で変動。写真判断が必須
コンクリート 清掃・乾燥、ボンド接着施工(釘なし) 1日〜 副資材(ボンド・ジョイントシート)が中心
古い人工芝 既存芝と釘の撤去・廃棄、下地再調整 1〜2日 撤去・廃棄 3,000円/㎡(税抜・目安)が加算
植栽・レンガが残る庭 伐根、レンガ・タイル撤去処分 +1日程度 式項目として現地確認で確定

芝材の代表単価は芝キングターフ30mm(10年保証対象・一番人気)で4,730円/㎡(税抜・目安)です。総額は面積・下地状態・式項目で変わるため、面積別のシミュレーションは人工芝の施工費用シミュレーション記事をご覧ください。参考として20㎡・30mm標準仕様の税込総額は約235,200円〜271,500円が目安(SNS投稿キャンペーン適用〜通常価格、現地状態により変動)です。なお最小施工面積は10㎡で、それ未満は公式LINEでご相談ください。

アフターの美しさを10年もたせる4つの分岐点

①防草シートを「切らずに、重ねて、めくれないように」敷く

防草シートは端部処理が命です。壁際やコンクリート際で数センチ足りないだけで、そこから雑草が顔を出します。重ね幅を確保し、ピンで浮きを押さえるのが基本です。

②珪砂を入れる

仕上げの珪砂は、芝葉の根元に重さを与えて葉を立たせ、めくれと熱のこもりを抑える役割があります。「見えないから省く」と、1年後に毛並みが寝てテカった印象になります。

③継ぎ目の向きと接着

人工芝には芝目(葉の向き)があり、向きが揃っていないと継ぎ目が線として浮き上がります。ジョイントシートと専用ボンドで面として接着することが、夏の熱膨張によるめくれ防止にも効きます。

④水の逃げ道を残す

芝キングの人工芝は透水穴から水が抜ける構造ですが、下地が水を受け止められなければ意味がありません。水たまりができやすい庭は下地調整の手数が増える前提で計画してください。

芝キング 透水穴の仕組み(水はけ)

「ビフォー写真」を送るだけで見積もりが出ます

芝キングのLINE見積もりは、まさにこの「ビフォー」の写真から最短15分・無料でお出しします。精度を上げるコツは次の通りです。

  • 全体が入る引きの写真(できれば2方向から)
  • 足元のアップ(土か、砂利か、天然芝か、既存人工芝かが分かるように)
  • 境界部分(コンクリート際、花壇、フェンス下)
  • おおよその寸法(メジャーがなければ歩幅でも可)
  • 搬入経路(門扉の幅、階段の有無)

見積書はジョブカン発行の品目×数量の積み上げ式で、芝材・防草シート・副資材・U字釘・珪砂・下地調整・設置作業・交通費・諸経費まで全内訳を明示します。他社見積との比較検討も歓迎です。DIYを検討中の方はDIYサポートもご覧ください(材料のみの販売も対応、名古屋市港区の倉庫受取なら送料無料です)。

秋施工に向けたスケジュールの考え方(8月下旬から動く場合)

9〜10月は気温が下がり、下地の転圧・接着ともに条件が良く、人工芝施工のベストシーズンです。そのため9月に入ると問い合わせが一気に増えます。8月下旬の今から動くなら、次のスケジュールが現実的です。

  • 8月下旬:LINEに写真を送って概算見積もり。グレード(30mmか45mmか)を検討、サンプル請求
  • 9月上旬:現地調査(無料)で下地状態・勾配・搬入経路を確認し、正式見積もりを確定
  • 9月中旬〜10月:施工(20㎡なら1〜2日、天然芝や砂利からの切り替えは2〜3日)
  • 10月〜:落ち葉の季節。ブロワーやほうきで落ち葉を払うだけの手入れで越冬へ

「年内に完成させたい」という方は、9月中の現地調査までを目標にすると余裕があります。全国30以上のFC拠点ネットワークで対応エリアを広げていますので、お近くの拠点は拠点一覧でご確認ください。

よくある質問

Q. 施工前の庭が荒れすぎていて、写真を送るのが恥ずかしいのですが…

A. まったく問題ありません。むしろ雑草が伸びた状態、砂利が散った状態、天然芝が枯れた状態こそ、必要な工程を正確に判断できる貴重な情報です。年間1,000件超の現場で、あらゆる「ビフォー」を見ています。きれいに片付けてから送っていただく必要はありません。

Q. 雑草だけ抜いて、砂利の上に人工芝を敷いてもらえますか?

A. 砂利の上に直接敷くことはお受けしていません。砂利のとがった角で防草シートが破れ、その破れ目から雑草が生えてくるためです。砂利を撤去するか、砂利を覆う高さまで砂・真砂土を入れて平らな下地を作る必要があります。必要な砂の量が現場ごとに違うため、写真を送っていただいたうえでのご相談となります。

Q. ビフォーアフターの写真は、どの商品で撮られたものが多いですか?

A. もっとも多いのは芝キングターフ30mm(税抜4,730円/㎡・目安)です。リアルな見た目とクッション性のバランスが良く、10年保証の対象になります。より深い毛足と高級感を求める方は45mmプレミアム、コスト優先なら「とろけるECO芝35mm」という選択肢もありますが、ECO芝は10年保証の対象外です。違いは商品ページでご確認ください。

Q. 完成後、すぐに子どもやペットを遊ばせても大丈夫ですか?

A. 釘固定の施工であれば当日から使用できます。コンクリートへのボンド接着施工の場合は、接着剤の硬化を待つため半日〜1日程度は立ち入りを控えていただくことがあります。施工完了時に担当がご案内します。

Q. 一部だけ人工芝、一部は砂利のままというデザインもできますか?

A. 可能です。人工芝と砂利の境界には見切り材やレンガを入れて高さを揃えると、砂利が芝に流れ込まず、境界線がすっきり通ります。その他の疑問はよくある質問にもまとめています。

まとめ

  • ビフォーアフターは完成写真より「施工前の状態と、そこに入れた工程」を見ると失敗しない
  • 土・天然芝・砂利・コンクリート・古い人工芝で、必要な工程と工期がまったく変わる
  • 天然芝からの張り替えは剥ぎ取り・残土処分が必要で、下地調整費は2倍になる
  • 砂利の上に直接は敷かない。とがった角で防草シートが破れ、破れ目から雑草が生えるため、撤去か砂入れで平らな下地を作る(要相談)
  • 古い人工芝の撤去・廃棄は3,000円/㎡(税抜・目安)。下地からやり直せるのが張り替えの最大の価値
  • 代表単価は30mm標準で4,730円/㎡(税抜・目安)。総額は面積と下地状態で変わるため費用シミュレーション記事を参照
  • 9〜10月は施工の好条件シーズン。8月下旬のうちに写真をLINEで送り、概算と現地調査の予約まで進めておくのが安心

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