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2026.08.23

人工芝ドッグランの作り方完全ガイド|必要な広さ・柵・掃除と秋の施工計画
人工芝ドッグランの作り方完全ガイド

朝晩の風が少しだけ涼しくなってくる8月下旬。「そろそろ愛犬と外で遊べる季節だな」と感じている飼い主さんも多いのではないでしょうか。夏のあいだは地面が熱くて庭に出せなかったけれど、秋になれば庭で思いきり走らせてあげたい——そんなご相談が、この時期の芝キングには一気に増えます。

庭にドッグランをつくるとき、地面をどうするかは最大の悩みどころです。土のままでは雨のたびに泥だらけ、天然芝は芝刈りと雑草との戦い、砂利は肉球を傷めるおそれがある。そこで選ばれているのが人工芝です。この記事では、犬種別に必要な広さの目安、ドッグランに向く芝丈の選び方、尿や便を前提にした下地のつくり方、脱走を防ぐ柵まわりの施工、掃除と消臭の実務、そして秋に向けた工事スケジュールまで、施工side の視点でまとめます。

なぜドッグランに人工芝が選ばれるのか

庭を犬の運動場にするとき、地面の素材は「走りやすさ」「衛生」「手入れ」「見た目」の4つで評価されます。人工芝がドッグランで支持されるのは、この4つを高いレベルで両立できるからです。

土・天然芝・砂利との違い

土の庭は雨が降るとぬかるみ、犬の足も体も泥だらけになります。室内に戻すたびに足を洗う生活は、思っている以上に負担が大きいものです。天然芝は肌触りこそ理想的ですが、成長期には月1〜2回の芝刈りが必要で、放置すると雑草に負けて地肌が露出します。夏場の水やり、目土入れ、病害虫対策まで含めると、共働き世帯や高齢のご家庭には現実的でないことも多いです。

砂利は水はけには優れますが、粒が動くため走ると足を取られ、角の鋭い砕石は肉球を傷めるおそれがあります。誤飲のリスクもあり、犬が長時間過ごすスペースとしてはあまり向きません。

その点、人工芝は刈り込み不要・水やり不要で、雨上がりでも泥はねが起きません。防草シートと組み合わせれば雑草もほぼ抑えられ、庭に出るハードルが下がります。「庭に出す回数が増えた」というのは、施工後にいちばん多くいただく感想です。

犬にとってのメリット・注意点

メリットは、クッション性のある芝に砂(珪砂)を充填することで適度な踏み込み感が出て、走行時に足が滑りにくくなること。ノミ・ダニの温床になりやすい枯れ草や土の露出が減るのも衛生面のプラスです。一方で注意点もあります。夏の日中は表面温度が上がるため、日陰づくりや打ち水は必須。また、掘り癖のある犬の場合は端部の固定を強化する必要があります。こうした個体差は、事前に相談していただければ施工方法で対応できます。

犬種別・必要な広さの目安

「うちの庭でドッグランになるだろうか」というご質問はとても多いです。全力疾走できる長さを確保するのが理想ですが、住宅の庭では難しいのが実情。そこで現実的な目安を整理しました。あくまで目安であり、犬の性格や運動量、庭の形状(細長い/正方形)によって最適解は変わります。

犬のサイズ おすすめ面積の目安 形状のポイント
超小型・小型犬(〜10kg) 10〜15㎡程度 直線5m以上取れると走り回れる
中型犬(10〜25kg) 20〜30㎡程度 直線8m前後+転回スペース
大型犬(25kg〜) 30〜50㎡程度 L字に回遊できる動線が理想
多頭飼い 上記+1頭あたり5〜10㎡ すれ違える幅1.5m以上を確保

なお芝キングの最小施工面積は10㎡です。10㎡未満のスペースでも施工できるケースはありますので、公式LINEで写真を送ってご相談ください。逆に「庭の一部だけドッグランにして、残りはタイルやウッドデッキ」というゾーニングも人気です。全面を芝にしなくても、走る動線に沿ってL字・コの字に敷くだけで満足度は大きく変わります。

ドッグランに向く芝の選び方

芝キングが扱う芝は4種類。ドッグラン用途では、芝丈と密度、そして保証の有無で選びます。

商品 ドッグラン適性 特徴
芝キングターフ45mm ◎ 一番おすすめ クッション性が高く足腰への負担が少ない。密度が高くへたりにくい。10年保証対象
芝キングターフ30mm ◯ 標準・一番人気 見た目と扱いやすさのバランス型。掃除がしやすい。10年保証対象
とろけるECO芝35mm △ 予算重視向け 廉価グレード。保証対象外である点は必ずご理解のうえ選択を
ゴルフ芝ターフ13mm × 不向き パター練習専用。芝丈が短くクッション性がないため犬の走行には向かない

結論として、走り回る前提のドッグランなら芝キングターフ45mmが第一候補です。芝葉が長く密なため着地の衝撃を受け止めやすく、シニア犬や関節に不安のある犬にもやさしい仕上がりになります。掃除のしやすさや予算を優先するなら芝キングターフ30mm。芝丈が短いぶん抜け毛や砂ぼこりが表面に残りやすく、ブラッシングやホースでの洗い流しがラクです。

費用の目安としては、30mm標準が㎡あたり4,730円(税抜・目安)、45mmプレミアムが㎡あたり7,480円(税抜・目安)。ここに下地調整・防草シート・設置作業などが積み上がります。総額のイメージは面積別の費用シミュレーション記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。いずれも現地の状態によって変動する目安の金額です。

リアル人工芝30mm 人気商品

尿・便を前提にした下地づくりが最重要

ドッグランの人工芝で、一般の庭と決定的に違うのが「毎日、水と有機物が落ちる」という前提です。ここを甘く見た施工は、数年後に必ずにおいと雑草で後悔します。

水はけを確保する下地調整

人工芝には透水穴が開いており、尿や洗い流した水は芝を通って下地へ抜けます。つまり、下地が水を受け止められなければ、芝の裏に水がとどまってにおいの原因になります。芝キングでは施工前に地面を丁寧にならし、凹凸や水がたまりやすい箇所を潰してから防草シートを張ります。この整地精度が仕上がりの美しさと耐久性を決める最大のポイントで、ドッグランでは衛生面まで左右します。

下地調整・土壌改良費は㎡あたり1,000円(税抜・目安)が基準で、状態が良ければ650円になることも、水たまりが少しできる庭では1.5倍、既存が天然芝の庭では2倍になることもあります。土を入れ替えるか、転圧で締めるか、勾配を取り直すかは現地判断です。

芝キング 透水穴の仕組み(水はけ)

砂利の庭にそのまま敷いてはいけない理由

「もともと砂利敷きなので、水はけは良いはず。上からそのまま敷けませんか?」というご質問をよくいただきます。答えは「そのままはNG」です。理由は水はけではなく、砂利のとがった角が防草シートを突き破ってしまうから。破れ目ができると、そこから雑草が芽を出し、人工芝を押し上げてきます。犬が走り回る場所は荷重が集中するため、この破れはさらに起きやすくなります。

対策は2つ。砂利を撤去して土の下地をつくり直すか、砂利を覆う高さまで砂・真砂土を入れて平らな下地を形成するかです。どちらも砂入れや残土処分の判断が必要になるため、砂利の庭は写真を送っていただいたうえで要相談としています。

防草シートと固定の精度

防草シート(㎡あたり605円・税抜・目安)は、継ぎ目を歪みなく真っ直ぐに重ね、継ぎ目に貼るジョイントテープも一直線にピシッと通します。ここが雑な施工店との差が出るポイントで、現地で確認できる分かりやすい指標でもあります。継ぎ目のテープが曲がっていたり、シワが寄ったまま貼られていたら要注意です。

固定にはU字釘を1㎡あたり約8本使用します(39円/本・税抜・目安)。犬がいる庭では、釘の頭が芝面から浮かないよう深さを揃えて打ち込み、端部は芝を折り返して押さえるなど、掘り返しに耐える処理を加えます。コンクリート面ではボンド接着施工になり、釘を使わずに固定できます。掘り癖の強い子がいる場合は、事前にお伝えいただければ端部の押さえ方を変えます。詳しい工程は施工の流れのページでもご確認いただけます。

柵・門・障害物まわりが「脱走」と「雑草」の分かれ道

ドッグランで意外と見落とされるのが、フェンスの支柱や門扉の下、室外機やウッドデッキの際といった細かい取り合い部分です。ここに数センチの隙間があると、小型犬なら潜り抜けてしまうことがありますし、隙間から日光が入って雑草が伸びてきます。

芝キングは支柱まわり・雨どい・フェンス基礎など、シートや芝が回り込みにくい箇所ほど採寸を細かく取り、隙間なく張り込みます。数年後に「なぜかこの一角だけ草が生える」という現象は、ほぼ例外なくこうした障害物まわりの処理の甘さが原因です。またウッドデッキやテラスの床下も、人が潜れる隙間があれば可能な限り奥まで潜り、防草シートと人工芝を敷き込みます。犬がデッキ下に入り込む家庭では、床下が土のままだと泥まみれで出てくることになるため、この一手間の価値は大きいです。

さらに、人工芝も防草シートも経年でわずかに収縮します。継ぎ目や端部にはあらかじめその収縮分の余裕・重なりを見込んで施工するため、数年後に隙間が空いて雑草が入り込むのを防げます。実際の仕上がりは施工実績ページで写真をご覧ください。

ドッグラン人工芝の掃除・消臭ルーティン

「人工芝は臭くなりませんか?」という不安の答えは、下地とお手入れ次第、です。適切な下地で水が抜ける状態なら、日常のケアはとてもシンプルになります。

毎日〜週1回

  • 便は固形のうちに拾う。放置して芝に擦り込まれると繊維の根元に残ります
  • 排尿箇所はホースで水をかけて流す。夏場は毎回、涼しい季節は1日1回でも十分です
  • 抜け毛はデッキブラシまたはゴム製のレーキで一方向に掃き出す

月1回〜季節ごと

  • 全面にホースで水をかけて洗い流す。9〜10月は落ち葉が増えるので、先に落ち葉を除去してから
  • 芝葉が寝てきたらブラッシングで起こす。動線上(よく走るライン)は特にへたりやすい部分です
  • ペット用の中性消臭剤を薄めて散布。塩素系漂白剤や高温スチームは繊維を傷めるため避けてください

仕上げ用の珪砂(㎡あたり550円・税抜・目安)を充填しておくと、芝葉が立ちやすく歩行時の安定感も増します。砂は雨や散水で徐々に沈むため、数年に一度の補充で状態を保てます。その他のお手入れの疑問はよくある質問にもまとめています。

秋の施工スケジュールの立て方

8月下旬の今から動くなら、狙い目は9月〜11月です。この時期は気温が下がって作業効率が上がるうえ、犬にとっても外遊びに最適な季節。仕上がり直後から使い始められるのが最大のメリットです。

流れとしては、①LINEで庭の写真と広さを送って概算見積り(最短15分・無料)、②現地調査で下地の状態・排水・フェンスの取り合いを確認して正式見積り、③工事日決定、というステップ。20㎡前後の庭なら、植栽の伐根や大量の残土処分がなければ1日で完了することがほとんどです。植栽伐根(48,000〜70,000円・目安)や残土処分(35,000円前後・目安)が必要な場合は、その分の工程が加わります。いずれも現地確認で確定する目安の金額です。

秋は問い合わせが集中する繁忙期でもあります。「秋の連休に犬と庭で過ごしたい」といったご希望がある方は、逆算して1〜2か月前に相談を始めておくと安心です。全国30以上のFC拠点から、お近くの施工チームが対応します。

よくある質問

Q. 犬のおしっこで人工芝は劣化しませんか?

芝葉はポリエチレンやポリプロピレン製で、尿の成分で溶けたり色落ちしたりすることは基本的にありません。問題になるのは、水が抜けずに裏面や下地に尿が滞留したケースです。透水性のある下地づくりと、定期的な水洗いをセットにすれば、においも劣化もほぼ防げます。芝キングターフ30mm・45mmは10年保証の対象商品で、日常のペット利用を想定した耐久性を備えています(とろけるECO芝は保証対象外です)。

Q. 犬が芝を掘って剥がしてしまいませんか?

プロ施工の人工芝はU字釘や接着で全面が固定されており、爪で掘っても簡単に剥がれる構造ではありません。ただし、掘り癖のある犬は端部や継ぎ目を狙うことがあるため、事前に伝えていただければ端部の押さえ本数を増やす、端を折り返して埋め込むなどの対策を追加します。DIYで固定が甘い場合はめくれの原因になるので、ペット用途こそプロ施工をおすすめします。

Q. 夏の熱さは大丈夫ですか?

晴天の日中は表面温度が上がるため、真夏の12〜15時は避け、日よけやシェード、散水で温度を下げてから使うのが基本です。芝丈が長い45mmは足裏が接する葉先が立っているぶん、体感的に楽になるケースもあります。秋以降は問題になりにくく、これから半年はもっとも快適に使える時期です。

Q. 庭の一部だけドッグランにできますか?

できます。走る動線に沿って人工芝、周囲はタイルや砂利、という組み合わせは非常に多いパターンです。ただし境界には見切り材を入れて、砂利が芝側に転がり込まないようにする設計が必要です。境界の納め方は現地調査でご提案します。

Q. 最小10㎡未満の庭でも施工してもらえますか?

芝キングの最小施工面積は10㎡ですが、10㎡未満でも状況によって対応できる場合があります。公式LINEに庭の写真とおおよその寸法を送っていただければ、可否と概算をお返しします。また名古屋市港区の倉庫受取なら送料無料で材料のみの販売も可能で、DIYで仕上げたい方はDIYサポートもご利用いただけます。

まとめ

  • 人工芝のドッグランは、泥はね・芝刈り・雑草の手間から解放され、庭に出す回数そのものが増える
  • 広さの目安は小型犬10〜15㎡、中型犬20〜30㎡、大型犬30〜50㎡。芝キングの最小施工面積は10㎡
  • 芝は45mm(クッション性重視・一番おすすめ)か30mm(掃除しやすい標準)が中心。13mmゴルフ芝は不向き
  • 尿と水が毎日落ちる前提なので、整地精度と水はけの確保が最重要。砂利の上にそのまま敷くと防草シートが破れて雑草が生える
  • フェンス支柱・門扉下・デッキ下など障害物まわりの丁寧な処理が、脱走と数年後の雑草を防ぐ
  • 掃除は「便は固形のうちに」「排尿箇所は水で流す」「季節ごとにブラッシングと消臭」の3点で十分
  • 費用は30mm標準で㎡あたり4,730円(税抜・目安)など、現地状態で変動する目安。詳細は費用シミュレーション記事へ
  • 9〜11月は施工にも外遊びにも最適な季節。繁忙期のため早めの相談が安心

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