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2026.08.30

「人工芝は10年もつと聞いたけれど、保証って実際どこまで効くの?」——これは芝キングに毎週のように届くご質問です。残暑が落ち着き、庭工事のご相談が一気に増えるこの時期(2026年8月末〜9月)は、台風シーズンと重なるため「めくれたら保証されるの?」「色あせは対象?」といった不安も同時に増えます。
人工芝の保証は、家電の保証とは性質が違います。製品そのものの品質と、施工の精度という二つの要素が組み合わさって「10年きれいなまま使える庭」が成立します。だからこそ、保証書の一枚だけを見て安心するのではなく、「どの商品が対象なのか」「どんな症状なら対象外なのか」「保証を実現するためにどんな施工をしているのか」を理解しておくことが、業者選びで失敗しない最短ルートになります。
この記事では、名古屋を拠点に年間1,000件超を施工している芝キングの実務にもとづき、10年保証の対象範囲・対象外の条件・アフター点検の流れ・秋のセルフチェック方法までを整理します。
芝キングの10年保証は「どの商品」が対象なのか
最初にはっきりさせておきます。芝キングの10年保証の対象は芝キングターフ30mm(標準)と芝キングターフ45mm(プレミアム)です。廉価グレードのとろけるECO芝35mmは保証対象外です。ここを曖昧にしたまま契約すると、数年後に「保証があると思っていたのに」というすれ違いが起きます。
なぜ商品によって差が出るのか。人工芝の劣化は主に「紫外線による繊維の脆化」と「バッキング(裏地)の劣化・透水穴まわりの割れ」から始まります。保証対象の芝キングターフは高耐候性素材を使い、繊維の形状も倒れにくい設計になっているため、10年スパンで見たときの残存性能が違います。逆に言えば、廉価品は初期の見た目は近くても、5年目以降の毛倒れや退色の進み方に差が出やすい、ということです。

グレードごとの特徴は芝キングターフ45mm(プレミアム)、芝キングターフ30mm(標準・一番人気)、とろけるECO芝35mm(廉価・保証対象外)の各ページで確認できます。会長のおすすめ順は①45mm ②30mm ③ECO芝35mmです。
代表的な芝材の単価は、芝キングターフ30mmが4,730円/㎡(税抜・目安)、45mmが7,480円/㎡(税抜・目安)、とろけるECO芝35mmが3,520円/㎡(税抜・目安)です。いずれもあくまで目安で、下地の状態や面積によって最終金額は変わります。総額の考え方は人工芝の費用シミュレーション記事にまとめていますので、予算感を掴みたい方はそちらもあわせてご覧ください。
保証対象になる症状・対象外になる症状
「保証」と一言で言っても、対象になるのは通常のご使用のなかで、製品や施工に起因して発生した不具合です。逆に、外的な要因や明らかな用途外使用によるダメージは対象外になります。判断の目安を整理しました。
| 症状 | 考えられる原因 | 保証の考え方(目安) |
| 継ぎ目が開いてきた | 経年収縮の見込み不足・接着不良 | 施工起因のため対象になりやすい |
| 端部がめくれる・浮く | 固定本数不足・端部処理不足 | 施工起因なら対象。強風で物が飛来した等は状況確認 |
| 数年で著しく退色した | 素材の耐候性不足 | 30mm・45mmは製品起因として確認対象 |
| 芝の隙間から雑草が出る | 防草シートの重ね不足・障害物まわりの隙間 | 施工起因なら対象。飛来種子が芝上で発芽した場合は清掃対応 |
| 焦げ・溶け・穴 | 火気・花火・炭・タバコ | 対象外(部分張り替えで補修対応) |
| 局所的な凹み | 重量物の長期設置 | 対象外になりやすい(設置前にご相談を) |
| 毛倒れ・寝てきた | 歩行動線・メンテ不足 | 通常の変化。ブラッシングで回復するため対象外 |
| とろけるECO芝の劣化 | 廉価グレードの経年 | 保証対象外の商品(有償対応) |
表は判断の目安であり、実際は現地の状況を確認したうえで対応を決めます。判断に迷う症状こそ、放置せず早めに写真をお送りください。継ぎ目のわずかな開きは、早期なら部分補修で済むケースが多く、放置すると開いた隙間に土やゴミが溜まり、雑草の発芽床になってしまいます。
10年保証を成立させているのは「見えない部分の施工」
保証書は紙です。それを裏付けているのは、引き渡し後に見えなくなる部分の作り込みにほかなりません。芝キングが施工現場で徹底しているポイントを、読者の方が現地で自分の目で確認できる視点としてご紹介します。
1. 下地の整地精度が仕上がりと寿命を決める
人工芝の美しさは、実は敷いた後ではなく敷く前に決まります。地面を丁寧にならし、雨のあとに水が溜まる窪みや、踏むとふかつく柔らかい箇所を先に潰してから防草シートを張ります。ここを飛ばすと、数年後に人が歩く動線だけ沈み、芝の表面が波打ってきます。下地調整・土壌改良費は1,000円/㎡(税抜・目安)が基準で、状態が良ければ650円のこともあり、天然芝の庭は根と有機質の処理量が増えるため2倍の2,000円、水たまりが少しできる庭は1.5倍の1,500円といった考え方になります(いずれも目安で、現地確認で確定します)。
2. 防草シートの継ぎ目が真っ直ぐかどうか
防草シートは605円/㎡(税抜・目安)という単価だけ見れば地味な品目ですが、10年保証の要です。芝キングは継ぎ目を歪みなく真っ直ぐに重ね、継ぎ目に貼るジョイントテープも曲がりなく一直線に貼ります。継ぎ目のテープが真っ直ぐ一直線に貼られているかどうかで、施工店の丁寧さは一目で分かります。工事中に一度だけ庭を覗いて、この一直線を見てください。曲がってヨレているなら、その業者の他の工程も同じ精度だと考えて差し支えありません。
3. 障害物まわりの採寸を細かく取る
雨どい、フェンスの支柱、物置の脚、エアコンの室外機まわり。シートや芝が回り込みにくい場所ほど採寸を細かく分割し、隙間なく張り込みます。数年後に「支柱の根元だけ雑草が出る」という相談が来る庭は、ほぼ例外なくここが雑に処理されています。
4. 将来の「縮み」を計算して施工する
人工芝も防草シートも、経年でごくわずかに収縮します。芝キングは継ぎ目や端部にその収縮分の余裕・重なりをあらかじめ見込んで施工します。この一手間があるかどうかが、5年目に隙間が空くか空かないかの分かれ道です。10年保証を出せる根拠は、この「未来を織り込んだ施工」にあります。
5. 潜れる場所は潜って敷く
ウッドデッキやテラスの床下など、人が入り込める隙間があれば可能な限り奥まで潜って防草シートと人工芝を敷き込みます。見えない場所ほど手を抜かないのが標準です。実際の施工の様子は施工実績ページで、工程の全体像は施工の流れでご確認いただけます。
契約前に確認すべき、保証まわりの5チェック
「10年保証」と書いてある広告は世の中にたくさんあります。しかし内容を突き詰めると、実質的に機能しない保証も存在します。契約前に次の5点を確認してください。
| 確認項目 | 見るポイント |
| 保証の対象商品 | 全商品一律か、グレード限定か。芝キングは30mm・45mmが対象、ECO芝は対象外と明記 |
| 保証の範囲 | 製品のみか、施工(継ぎ目・めくれ)まで含むか |
| 見積書の書式 | 「一式」だけで済ませていないか。芝キングは品目×数量の積み上げ式で全内訳を明示(ジョブカン発行) |
| 会社の継続性 | 10年後に連絡が取れる体制か。建設業許可、経済産業省の経営革新計画認定、全国30以上のFC拠点 |
| アフターの窓口 | 写真を送るだけで相談できるか。芝キングはLINEで受付 |
特に見落としがちなのが「会社の継続性」です。保証年数がどれだけ長くても、施工した会社がなくなれば保証は行使できません。近くの窓口は拠点一覧から確認できます。
秋こそやってほしい、5分のセルフ点検
9月は台風と秋雨の季節です。夏の強い紫外線を浴びた直後で、なおかつ強風・大雨が来るタイミングなので、年に一度の点検にはうってつけです。以下を5分でチェックしてください。
- 端部を軽く引っ張る:フェンス際やコンクリートとの取り合いで、指で持ち上がる箇所がないか。浮きがあれば固定の追加で済みます(U字釘は約8本/㎡が標準)
- 継ぎ目を横から見る:目線を低くすると、開きや段差が見つけやすくなります
- 大雨の翌日に水たまりを探す:透水穴が詰まっているか、下地が沈んだかのサイン
- 障害物の根元を覗く:支柱・雨どい・室外機の脚まわりに雑草の芽がないか
- 珪砂の減りを見る:飛散して薄くなった箇所は、仕上げ用珪砂550円/㎡(税抜・目安)の追い足しで毛の立ち上がりが戻ります
- 落ち葉を掃く:落ち葉が腐葉土化すると、その上に飛来種子が根を張ります。これは保証の話ではなく清掃の話ですが、雑草クレームの半分はここが原因です
気になる箇所が見つかったら、その場でスマホで写真を撮ってLINEに送ってください。写真だけで最短15分・無料で状況の見立てをお返しします。現地調査・見積もりも無料です。
砂利の庭・砂利まわりは「要相談」になる理由
保証の話をするうえで、必ずお伝えしたいのが砂利敷きの庭です。砂利の上にそのまま防草シートと人工芝を敷くのは、絶対に避けるべき施工です。理由は水はけではありません。砂利のとがった角で防草シートが破れ、その破れ目から雑草が生えてくるからです。1〜2年は問題なく見えますが、人が歩くたびに砂利が動いてシートを削り、3年目あたりから点々と雑草が出始めます。当然、そんな下地では10年保証は成立しません。
そのため砂利の庭は「砂利を撤去する」か「砂利を覆う高さまで砂・真砂土を入れて平らな下地を作る」必要があります。砂入れの量は現地次第なので、砂利のお庭は施工不可ではありませんが、必ず写真を送っていただいてのご相談となります。コンクリート面はボンド接着施工(釘なし)で対応可能です。判断に迷うケースはよくある質問もご覧ください。
よくある質問
Q. 10年保証があれば、10年後に張り替えは不要ですか?
A. 保証は「10年間、通常使用で不具合が出たら対応します」というお約束です。10年を過ぎたら即使えなくなるわけではなく、日当たりや使用頻度によってはそれ以上きれいに使えている庭も多くあります。逆に、駐車場まわりのように毎日踏まれる動線は毛倒れが早く進みます。10年目前後で一度点検し、部分張り替えか全面更新かを判断するのが現実的です。
Q. とろけるECO芝は保証対象外ですが、選んではいけないのですか?
A. いいえ。予算を抑えたい方、使用頻度の低い裏庭や建物側面など「見えない面の防草を優先したい」場所では合理的な選択です。ただし、10年保証は付かないという前提をご理解いただいたうえでお選びください。長く使うメインの庭なら、迷ったら30mm、こだわるなら45mmをおすすめしています。
Q. 保証の対応は有償になることもありますか?
A. 施工や製品に起因する不具合と判断した場合の補修は保証対応です。一方、火気による焦げ、重量物の長期設置による凹み、リフォーム工事で切り欠いた箇所などは対象外となり、有償補修のご案内になります。古い人工芝の撤去・廃棄が発生する場合は3,000円/㎡(税抜・目安)が基準です。いずれも現地確認のうえ金額を確定します。
Q. 台風でめくれた場合はどうすればいい?
A. まず無理に引っ張らず、写真を撮ってLINEでご連絡ください。端部の固定不足によるめくれなら施工起因として対応します。飛来物が当たって裂けた場合は部分張り替えのご提案になります。いずれにせよ、めくれたまま放置すると風を巻き込んで被害が広がるため、早めのご連絡が最も損の少ない選択です。
Q. 最小の施工面積はありますか?費用の目安を先に知りたいです。
A. 最小施工面積は10㎡です。10㎡未満は公式LINEでご相談ください。費用は、芝キングターフ30mm標準仕様で10㎡が約124,300円〜142,400円(税込・目安)、30㎡が約346,200円〜400,600円(税込・目安)が検証済みの目安です(SNS投稿キャンペーン適用〜通常価格)。とろけるECO芝は1〜2割安く、45mmプレミアムは2割強高くなる目安です。面積別の詳しい内訳は費用シミュレーション記事をご覧ください。材料のみの販売も対応しており、名古屋市港区の倉庫受取なら送料無料です。ご自身で施工したい方はDIYサポートもあります。
まとめ
- 芝キングの10年保証の対象は芝キングターフ30mm・45mm。とろけるECO芝35mmは保証対象外
- 継ぎ目の開き・端部のめくれ・著しい退色・施工起因の雑草は対象になりやすく、火気による焦げや重量物の凹みは対象外
- 保証を支えているのは下地の整地精度、真っ直ぐな防草シートの継ぎ目、障害物まわりの細かな採寸、収縮を見込んだ重ね、床下まで潜る施工
- 契約前に「対象商品・保証範囲・見積書の内訳・会社の継続性・アフター窓口」の5点を確認する
- 秋は年に一度の点検適期。端部・継ぎ目・水たまり・障害物の根元・珪砂の減りを5分チェック
- 砂利の上にそのまま敷くと、砂利の角で防草シートが破れ、その破れ目から雑草が生える。砂利の庭は写真を送って要相談
- 費用はいずれも目安。現地の状態で変動するため、現地調査無料・LINEで概算見積をご利用ください