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2026.09.17

人工芝で天然芝を張り替えるなら|芝刈り卒業の費用目安と下地調整2倍の理由【名古屋・愛知】

人工芝で天然芝を張り替えるなら

2026年も9月半ばを過ぎ、名古屋・愛知でもようやく朝夕の風が涼しくなってきました。この時期に私たちのもとへ増えるご相談が「天然芝の庭を人工芝に張り替えたい」というものです。理由はとてもはっきりしています。5月から9月まで続いた芝刈り・水やり・雑草取りのシーズンがひと段落し、「来年もこれを繰り返すのか」と実感するのが、まさに今の時期だからです。

天然芝から人工芝への張り替えは、土や砂利の庭に新しく人工芝を敷く工事とは少し中身が違います。古い芝生の根(ほふく茎・地下茎)を剥ぎ取り、残土を処分し、沈まない下地をつくり直す工程が必要になるためです。芝キングでは天然芝のお庭の下地調整費を通常の2倍としてお見積りしていますが、これは「高くしている」のではなく、それだけの手間と処分が実際に発生するからです。この記事では、天然芝を人工芝に張り替える工事の中身・費用の目安・失敗しないためのチェックポイントを、名古屋・愛知での実際の施工にそって解説します。

秋に「天然芝をやめたい」相談が増える3つの理由

芝キングに届くご相談には季節のはっきりした波があります。天然芝の張り替えについては、9月中旬から11月にかけてが1年でもっとも多い時期です。

1. 夏の管理疲れがピークを迎えた直後だから

名古屋の夏は蒸し暑く、天然芝(高麗芝・姫高麗芝)は生育が旺盛です。7〜8月は2週間に1回では追いつかず、週1回の芝刈りが必要になる家庭も珍しくありません。加えて朝の水やり、伸びてきたメヒシバやカタバミの手取り除草、夏場のシバツトガなどの害虫対応。9月に入ってようやく生育が落ち着き、「今年の夏はもう無理だった」と感じたタイミングでご相談をいただきます。

2. 夏の間に部分的に枯れ、まだら模様になってしまうから

日当たりが半分しかない庭、建物の北側、樹木の下、犬の通り道になっている場所などは、夏を越えると芝が薄くなり、地面が見える「まだら」の状態になります。ここに秋の雑草が入り込み、見た目がさらに悪化します。補修には目土・目砂入れや張り替えが必要で、来春まで回復を待つことになります。「どうせ手を入れるなら人工芝にしてしまいたい」という判断は非常に合理的です。

3. 秋は工事に向いた気候で、年内完成に間に合うから

人工芝の施工は、下地の整地・防草シート張り・芝の張り込みと、屋外で身体を使う作業の連続です。真夏は熱中症リスクで作業ペースが落ち、梅雨や長雨の時期は下地が泥状になって整地精度が出にくくなります。10月前後は地面が乾きやすく、気温も作業に適しているため、下地をきれいに仕上げやすい季節です。年内に庭を仕上げて、お正月を新しい芝で迎えたいというご要望にも間に合います。芝キングの施工の流れもあわせてご確認ください。

天然芝から人工芝に変えると、なくなる作業

「手入れが楽になる」とひと言で言われますが、具体的に何がなくなるのかを整理しておくと判断しやすくなります。

作業 天然芝 人工芝
芝刈り 生育期は月2〜4回。刈った草の処分も必要 不要
水やり 夏は毎朝。旅行中の管理が悩みどころ 不要(汚れたときに水で流す程度)
施肥・目土・エアレーション 春秋に必要。材料の運搬も負担 不要
雑草取り 芝の中に混生し、手取りが基本 防草シート施工でほぼ不要(端部に飛来種子が出る程度)
見た目の維持 冬は休眠して茶色くなる 一年中緑。ブラッシングで毛並みを整える
泥はね・靴の汚れ 雨のあとは土が出た箇所から泥はね 透水穴から排水し、泥はねが起きにくい

一方で、天然芝にしかない良さもあります。夏の地表面温度が人工芝より低いこと、香りや土の感触、経年での自然な変化です。「手入れそのものが趣味」という方には天然芝が向きます。逆に、共働きで週末しか庭に出られない、子どもの遊び場として年中使いたい、犬を放したい――こうしたご家庭では人工芝が圧倒的に扱いやすい選択になります。

天然芝のお庭は下地調整費が2倍になる|その理由

芝キングの見積書は品目×数量の積み上げ式です。土のお庭では下地調整・土壌改良費を1㎡あたり1,000円(税抜・目安/状態が良ければ650円のこともあります)でご案内していますが、天然芝のお庭はこれが2倍の2,000円(税抜・目安)になります。理由は次の3つです。

理由1:芝の根が地面と一体化しており、剥ぎ取りに手間がかかる

高麗芝などの日本芝は、ほふく茎と根が土の表層3〜5cmにびっしりと張っています。上から人工芝をかぶせても、残った根や刈り残しが下でゆっくり腐り、数年かけて体積が減って地面が沈みます。結果として人工芝の表面が波打ち、水たまりの原因になります。だから張り替え工事では、スコップやターフカッターで表層を面で剥ぎ取り、根の層を取り除くところから始めます。ここは人力作業の比重が高く、土の庭より確実に手間がかかります。

理由2:剥ぎ取った芝と土を場外に運び出す必要がある

剥ぎ取った芝土は、庭の隅に積んでおけるものではありません。かさが大きく、乾くまで重く、放置すれば雑草の温床になります。そのため残土処分(35,000円前後・目安)を式項目として計上します。実際の数量は現地確認で確定します。ここを曖昧にして「一式」でまとめる見積書だと、後から追加費用の話になりがちです。

理由3:剥ぎ取ったあとの高さ調整と転圧が必要

芝を剥ぐと、その厚み分だけ地面が下がります。人工芝+防草シート+下地砂の厚みを計算に入れて、仕上がり高さを玄関ポーチ・ブロック・排水枡のレベルに合わせていきます。低すぎれば雨水が溜まり、高すぎれば段差でつまずきます。芝キングでは剥ぎ取り後に真砂土や砂で高さを整え、レーキで丁寧にならし、転圧してから防草シートを張ります。この下地の平らさが、仕上がりの美しさと10年後の耐久性を決める最大のポイントです。凹みを潰さずにシートを張ると、そこだけ水が溜まり、人が歩くたびに沈みが進行します。

芝キング 透水穴の仕組み(水はけ)

人工芝には透水穴があり、雨水はシートを通して地面に抜けていきます。ただし、抜けた先の下地が波打っていれば、低い部分に水が集まって乾きにくくなります。「水はけは芝の性能ではなく下地でつくる」というのが、天然芝の張り替えで特に意識していただきたい考え方です。水たまりが少しできる程度のお庭では、下地調整を1.5倍(1,500円/㎡・税抜・目安)でご案内するケースもあります。

天然芝→人工芝の張り替え工事の流れ

STEP1 現地調査(無料)

採寸、芝の張られている範囲と厚み、水たまりの痕跡、排水枡の位置、樹木や花壇の有無、資材の搬入経路を確認します。天然芝の庭は「芝だけ」で完結していないことが多く、飛び石・レンガ縁・植栽が混在します。レンガ・タイル等の撤去処分は24,000〜35,000円(目安)、植栽の伐根は48,000〜70,000円(目安)で、いずれも現地確認のうえ確定します。

STEP2 芝の剥ぎ取り・残土搬出

表層の芝と根を剥ぎ取り、搬出します。ここで「根をどこまで取るか」が数年後の差になります。半端に残すと沈下と局所的な雑草発生の原因になるため、面で取り切ります。

STEP3 整地・転圧

高さを決め、砂・真砂土で調整し、ならして締めます。地面に少しでも凹凸が残っていれば潰します。ここが芝キングのこだわりで、後の工程すべての土台になります。

STEP4 防草シート施工

継ぎ目を歪みなく真っ直ぐに重ね、継ぎ目のジョイントテープもピシッと一直線に貼ります。継ぎ目のテープが真っ直ぐ一直線に貼られているかどうかで、施工店の丁寧さは一目で分かります。完成後は人工芝の下に隠れて見えない部分ですが、施工中の写真を見せてもらえば判断できます。雨どい・フェンス支柱・室外機の脚まわりなど、シートが回り込みにくい箇所は採寸を細かく取り、隙間なく張り込みます。ここを雑にやると、数年後にその隙間から雑草が顔を出します。ウッドデッキやテラスの床下も、人が入り込める隙間があれば可能な限り潜って敷き込みます。

STEP5 人工芝の張り込み・固定

芝目(毛の向き)をそろえて配置し、継ぎ目は副資材(ジョイントシート・ボンド)で接合、周囲をU字釘で固定します。人工芝もシートも経年でわずかに収縮するため、継ぎ目や端部にその収縮分の余裕・重なりをあらかじめ見込んで施工します。これを計算せずにぴったり張ると、数年後に隙間が空いてそこから雑草が生えます。コンクリート土間に接する部分はボンド接着で対応します。

STEP6 珪砂散布・ブラッシング・清掃

仕上げ用珪砂を入れて毛を立たせ、ブラッシングで毛並みをそろえ、清掃して完成です。施工事例は施工実績ページでビフォーアフターをご覧いただけます。

施工事例:天然芝が伸び放題になっていた裏庭を人工芝に張り替えた実例は、こちらの施工事例(works/p8148・名古屋市港区)でご覧いただけます。伸びた芝と混じっていた雑草を撤去して地面をならし、庭木は残したまま、窓や外壁のラインに合わせて縁取っています。

張り替え費用の目安|20㎡の天然芝の庭で試算

ここでは、名古屋市内で20㎡(約6坪)の天然芝の庭を、標準グレードの芝キングターフ30mm(4,730円/㎡・税抜・目安)へ張り替える場合の内訳例をご紹介します。あくまで目安であり、実際の金額は芝の厚み・残土量・搬出経路など現地の状態で変動します。

品目 単価(税抜・目安) 数量
芝キングターフ30mm(10年保証対象) 4,730円/㎡ 20㎡
下地調整・土壌改良費(天然芝のため2倍) 2,000円/㎡ 20㎡
防草シート 605円/㎡ 20㎡
副資材(ボンド・ジョイントシート) 473円/㎡ 20㎡
仕上げ用珪砂 550円/㎡ 20㎡
U字釘 39円/本(約8本/㎡) 約160本
設置作業(SNS投稿キャンペーン適用時) 1,500円/㎡(定価3,000円) 20㎡
残土処分(剥ぎ取った芝土) 35,000円前後 一式(現地確認で確定)
交通費 5,500円×2 往復
諸経費 品目合計の10% -
税込総額(目安) 約30万円前後(キャンペーン適用時の目安)

参考として、天然芝でない通常のお庭(土の庭)で20㎡を30mm標準で施工した場合の税込総額は、約235,200円〜271,500円が目安です。天然芝の張り替えでは、下地調整費の2倍分と残土処分が上乗せされるため、同じ面積でも数万円ほど高くなるとお考えください。面積別の総額目安や、グレードを変えた場合の比較は人工芝の費用シミュレーション記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

芝材はどれを選ぶべきか

天然芝の張り替えをされる方には、まず芝キングターフ45mm(7,480円/㎡・税抜・目安)をおすすめしています。芝丈が長くクッション性が高く、天然芝に近いボリューム感があるためです。コストと質感のバランスで一番人気は芝キングターフ30mm(4,730円/㎡・税抜・目安)。どちらも10年保証の対象です。予算を抑えたい場合はとろけるECO芝35mm(3,520円/㎡・税抜・目安)という選択もありますが、こちらは保証対象外となる点をご了承ください。各グレードの違いは商品ページ(45mm/30mm)で写真付きで比較できます。サンプルの郵送も無料で承っています。

天然芝の庭でよくある「混在」パターンの注意点

砂利敷きの部分が混ざっている場合

天然芝の周囲に化粧砂利や防犯砂利が敷かれているお庭は多いです。この砂利の上にそのまま防草シートと人工芝を敷くのは避けてください。砂利のとがった角で防草シートが破れ、その破れ目から雑草が生えてくるためです。数年後に「なぜここだけ雑草が出るのか」という状態になります。対策は2つで、砂利を撤去するか、砂利を覆う高さまで砂・真砂土を入れて平らな下地をつくることです。後者は砂入れの数量が現地次第で変わるため、お写真を送っていただいてのご相談となります。

庭木や花壇を残したい場合

木を残す場合は、幹まわりを丸くカットして人工芝を回り込ませます。根が太く成長していく樹種は、将来の根上がりで芝が持ち上がる可能性があるため、余裕を持たせた納まりにします。逆に「この機会に抜いてほしい」というご要望なら、植栽の伐根は48,000〜70,000円(目安)で、本数・根の大きさ・重機が入るかによって変わります。

スプリンクラーや散水栓がある場合

天然芝の管理用に散水栓や埋設配管がある庭では、位置を控えてから施工します。散水栓ボックスは人工芝で埋めずに開閉できる納まりにし、周囲を丁寧にカットします。こういった細部の処理を現地調査でどこまで詰めるかが、仕上がりの印象を左右します。

名古屋・愛知での対応と、まずやっていただきたいこと

芝キングは名古屋市全区および愛知県内(豊田・岡崎・一宮・春日井ほか)に対応しています。愛知県内は地域によって土質が異なり、名古屋市東部の粘土質のエリアでは雨のあとに水が抜けにくく、天然芝を剥いだ後の下地づくりに時間をかける必要があります。逆に砂質の土地は水は抜けますが、転圧が甘いと歩行部が沈みやすいという特徴があります。対応拠点は拠点一覧からご確認いただけます。

最初のステップは簡単です。お庭の写真を2〜3枚、LINEで送っていただくだけ。芝の範囲がわかる全景、地面の状態がわかる寄り、境界(ブロック・土間・花壇)が写ったカットがあれば、最短15分で概算をお返しします。現地調査・見積もりはいずれも無料で、見積書はジョブカンで発行する品目×数量の積み上げ式なので、どこにいくらかかっているかがすべて見える形でご確認いただけます。最小施工面積は10㎡で、それ未満の場合も公式LINEでご相談ください。工事後の点検や保証の扱いについてはよくある質問もご参照ください。

よくある質問(FAQ)

Q. 天然芝の上に、そのまま人工芝をかぶせることはできませんか?

A. おすすめしません。芝の根や刈り残しが下で腐って体積が減るため、1〜3年で地面が沈み、表面が波打ちます。低くなった箇所に水が溜まり、乾きにくくなって泥の臭いが出ることもあります。芝キングでは表層を剥ぎ取り、整地・転圧をしてから防草シートを張る手順を標準としています。手間はかかりますが、10年使う前提ならここを省く意味はありません。

Q. 芝の剥ぎ取りだけ自分でやれば安くなりますか?

A. 剥ぎ取りと残土処分をご自身で済ませていただければ、その分の費用は見積りから外れます。ただし天然芝の剥ぎ取りは想像以上に重労働で、20㎡でも土のう袋が数十袋になります。処分先の確保(自治体で受け付けない場合がある)も含めてご検討ください。材料のみの販売も対応しており、名古屋市港区の倉庫受け取りなら送料無料です。ご自身で施工される方向けの情報はDIYサポートにまとめています。

Q. 工事は何日くらいかかりますか?

A. 20㎡前後で、剥ぎ取り・残土搬出・整地・張り込みを含めて1〜2日が目安です。植栽の伐根やレンガの撤去が入る場合、また搬出経路が狭く手運びになる場合は日数が増えます。ご不在でも作業は可能ですが、初日の朝に仕上がり高さと範囲の最終確認ができるとより安心です。

Q. 秋に工事して、すぐに使えますか?

A. 完成した当日から歩けます。天然芝の張り替えと違って根付きを待つ必要がないため、養生期間はありません。この点は秋工事の大きなメリットで、冬に庭が茶色くならず、そのまま年末年始を緑の庭で迎えられます。

Q. 10年保証はどの商品が対象ですか?

A. 芝キングターフ30mmと45mmが対象です。とろけるECO芝35mmは廉価グレードのため保証対象外となります。保証対象の商品をお選びいただいた場合、施工後のアフター点検もあわせてご案内しています。

まとめ

  • 秋は夏の芝管理が一段落し、天然芝から人工芝への張り替え相談が最も増える時期。気候的にも下地を丁寧に仕上げやすい季節です
  • 天然芝の庭は下地調整・土壌改良費が通常の2倍(2,000円/㎡・税抜・目安)。芝と根の剥ぎ取り、残土搬出、高さ調整という実作業が理由です
  • 残土処分は35,000円前後(目安)、植栽の伐根は48,000〜70,000円(目安)、レンガ・タイル撤去は24,000〜35,000円(目安)。いずれも現地確認で確定します
  • 20㎡を30mm標準で張り替える場合の税込総額は約30万円前後が目安(キャンペーン適用時)。通常の土の庭なら20㎡で約235,200円〜271,500円が目安です
  • 芝材は45mmが一番おすすめ、コスパ重視なら30mm。どちらも10年保証対象。とろけるECO芝35mmは保証対象外です
  • 砂利が混在する庭は、砂利の角で防草シートが破れて雑草が生えるため、撤去または砂入れが必要。写真を送っての要相談となります
  • 下地の平らさ、防草シートの継ぎ目とテープの一直線、障害物まわりの細かい採寸、将来の収縮を見込んだ納まり。この4点が10年後の差になります
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