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2026.07.22

「人工芝を敷いたら夏に熱くて歩けない」—そんな声をよく耳にしますが、実は人工芝の表面温度は芝そのものより「下に何を敷くか」によって大きく変わります。年間1,000件以上の施工を手がける芝キングでも、近年「下地素材の見直し」をきっかけに夏の快適性が劇的に改善したお庭の事例が増えています。この記事では、下地素材の種類・遮熱効果・水はけ性能を徹底比較し、夏でも裸足で歩けるお庭づくりの秘訣をお伝えします。
なぜ「下地素材」が夏の人工芝の快適さを左右するのか
人工芝の表面温度問題を考えるとき、多くの方が「芝の種類を変えれば解決できる」と考えがちです。しかし施工現場では、同じ人工芝でも下地素材が異なるだけで表面温度に5〜15℃の差が出ることがあると確認されています。
その理由は「蓄熱」と「放熱」にあります。コンクリートや硬質ゴムは日中に熱を蓄え、夕方以降も高温を維持します。一方、砕石や通気性の高い素材は熱をため込みにくく、打ち水や日陰との相乗効果で表面温度を下げやすくなります。また、水はけの良い下地は雨後の蒸れを防ぎ、体感温度の上昇を抑える効果もあります。
下地選びは「人工芝を長持ちさせる」だけでなく、夏の快適な使い勝手に直結する重要な施工要素なのです。
主要な下地素材5種類を徹底比較
人工芝の下地として一般的に使われる素材と、夏の快適性・水はけ・費用を比較した表を見てみましょう。
| 下地素材 | 遮熱効果 | 水はけ | クッション性 | 費用目安(㎡) | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 砕石(砂利) | ◎ 高い | ◎ 非常に良好 | △ 低い | 1,500〜2,500円 | 熱がたまりにくい。子どもが転倒した際の安全性は低め |
| 山砂 | ○ やや良好 | ○ 良好 | △ 低い | 800〜1,500円 | 費用を抑えたい方向け。時間とともに固まる場合あり |
| ゴムチップ(弾性舗装) | △ やや蓄熱 | ○ 良好 | ◎ 高い | 3,000〜5,000円 | 転倒衝撃を吸収。公園・キッズスペース向き |
| コンクリート打設 | ✕ 蓄熱大 | ✕ 透水穴必要 | △ 低い | 5,000〜8,000円 | 既存コンクリート上への施工は人工芝の透水穴が重要 |
| 防草シート+砕石 | ◎ 高い | ◎ 非常に良好 | △ 低い | 2,000〜3,500円 | 雑草対策と遮熱を同時に実現。芝キング推奨の組み合わせ |
芝キングが最も推奨しているのは「防草シート+砕石」の組み合わせです。通気性と排水性に優れ、熱の蓄積が少なく、雑草の根が張りにくいため人工芝の耐久性も高まります。詳しくは芝キングのオリジナル商品ラインナップもご参照ください。
コンクリート下地の上に敷く場合の夏対策
マンションのベランダや既存のコンクリート土間に人工芝を敷く場合、下地を変えることが難しいため特別な注意が必要です。
ポイントは次の3点です。
- 透水穴(排水穴)付きの人工芝を選ぶ:コンクリート面に水がたまると芝の裏面が蒸れ、温度上昇と劣化の原因になります。芝キングの人工芝はすべての商品に透水穴が設けられており、商品紹介ページでその構造を確認できます。
- エアギャップを作る:人工芝の下にすのこ状の通気スペーサーを入れると、コンクリート面との間に空気層ができ、熱の伝導を緩和できます。
- 定期的な打ち水:表面に水をかけることで気化熱による冷却効果が得られます。朝の打ち水が最も効果的で、施工事例では表面温度を最大8〜12℃下げる効果が確認されています(施工現場での計測値。気温・天候・製品によって差があります)。

コンクリート下地への施工については芝キングの施工実績ページでも多数の事例を紹介しています。
下地別・夏の温度シミュレーション(芝キング施工現場での計測データ)
年間1,000件以上の施工現場では、下地素材別の表面温度を継続的に記録しています。以下は晴天の真夏日(気温34〜36℃)における施工後の実測値の目安です(計測条件・施工環境によって差あり)。
| 下地素材 | 午後2時の表面温度(目安) | 打ち水後の低下幅 | 評価 |
|---|---|---|---|
| 砕石+防草シート | 約55〜60℃ | 10〜15℃ | ◎ 最良 |
| 山砂 | 約58〜63℃ | 8〜12℃ | ○ 良好 |
| ゴムチップ | 約62〜68℃ | 8〜10℃ | △ やや高め |
| コンクリート(直置き) | 約65〜72℃ | 5〜8℃ | ✕ 高温 |
注目したいのは「打ち水後の低下幅」の差です。砕石下地は熱を蓄えにくいため、打ち水によって短時間で温度が下がりやすくなります。一方、コンクリート下地は蓄熱量が多いため、打ち水の効果が出にくい傾向があります。
夏の快適性を最優先するなら、新規施工時に砕石+防草シートを選ぶことが最も効果的な対策です。施工の流れもあわせてご確認ください。
「遮熱人工芝」と下地の組み合わせ効果
近年、芝の繊維自体に遮熱加工を施した「遮熱人工芝」も普及しています。芝キングのオリジナル商品「とろけるECO芝35mm」は、環境に配慮したリサイクル素材を使用しつつ、表面温度を抑えやすい設計になっています。

しかし、遮熱人工芝だけに頼るのではなく、下地素材との組み合わせで相乗効果を狙うのが芝キング流の施工アプローチです。実際の施工事例では、遮熱人工芝+砕石下地の組み合わせが、通常品+コンクリート下地に比べて表面温度を10〜20℃近く低く保てたケースも報告されています。
また、芝丈30mmのリアル人工芝30mm(人気モデル)は密度が高く通気性のバランスが取れており、下地を砕石にすることでさらに快適な使い心地を実現します。

DIYで下地を変えるのは可能?プロに頼む基準
「下地素材を変えるだけならDIYでもできるのでは?」という質問もよく受けます。確かに、既存の人工芝を一時的に剥がして下地を改良し、再度敷き直す作業はDIYでも不可能ではありません。ただし、以下の点に注意が必要です。
- 整地の精度:下地が均一でないと、人工芝の表面に凹凸ができます。水平器を使った丁寧な作業が必要です。
- 防草シートの重ね方:継ぎ目が不適切だと雑草が侵入します。10cm以上の重ねしろが必要です。
- 排水勾配:水たまりを防ぐため、1〜2%程度の排水勾配を確保することが理想です。
- 転圧作業:砕石を敷いた後は転圧機(プレートコンパクター)で固める必要があります。レンタル可能ですが手間がかかります。
10㎡以上の面積や、水はけが悪い庭、既存コンクリートの改修が絡む場合はプロへの依頼がおすすめです。DIYサポートページでは、DIYに挑戦したい方向けの情報も提供しています。また、全国30以上の芝キングのFC拠点では現地調査から施工まで一貫対応が可能です。
よくある質問(FAQ)
Q1. 今の人工芝を剥がさずに遮熱対策できますか?
A. 下地を変えるには基本的に既存の人工芝を剥がす必要があります。ただし、表面から対応できる方法として「打ち水」「タープや日よけの設置」「遮熱スプレーの活用」などがあります。根本的な改善を望む場合は、下地改良とセットでの張り替えをご検討ください。よくある質問ページでも関連情報を掲載しています。
Q2. 砕石下地にすると、子どもが転んだときに危なくないですか?
A. 砕石は人工芝の下に敷くため、表面から砕石が見えることはありません。ただし、クッション性が低いため転倒時の衝撃吸収が弱い点はデメリットです。キッズスペースとして使用する場合は、砕石の上にゴムチップ層を加えるか、クッション性の高いゴムチップ下地を検討してください。
Q3. 既存のコンクリート庭に人工芝を敷く場合、下地工事は必要ですか?
A. 勾配が取れていて水はけが問題なければ、コンクリートの上に直接透水穴付きの人工芝を施工できます。ただし夏の遮熱性を高めたい場合は、通気スペーサーの設置やすのこ状の底材を使う方法も効果的です。詳しくは施工の流れページをご確認いただくか、無料見積もりでご相談ください。
Q4. 防草シートと人工芝の下地は別々に買う必要がありますか?
A. 芝キングでは防草シートと人工芝をセットで提案しており、下地材の選定もコーディネートしています。お問い合わせ・サンプル請求からご相談いただければ、お庭の状況に合わせた最適な組み合わせをご提案します。
まとめ:下地素材選びで夏の人工芝は生まれ変わる
- 下地素材は夏の表面温度に直接影響する。コンクリートより砕石・防草シートの組み合わせが遮熱性・排水性ともに優秀
- 砕石+防草シートは雑草対策・遮熱・排水を同時に解決できる芝キング推奨の組み合わせ
- 打ち水の効果は下地によって大きく差が出る。砕石下地では気化冷却効果が高く、短時間で温度が下がりやすい
- 遮熱人工芝×良質な下地の掛け合わせが、夏の快適性を最大化する鉄板アプローチ
- DIYでも下地改良は可能だが、10㎡超・既存コンクリート改修・排水問題があればプロへの相談を推奨
新規施工でも張り替えでも、下地素材の相談から始めることが夏も快適な人工芝ライフへの近道です。芝キングでは現地調査から施工・アフターフォローまで一貫してサポートいたします。