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2026.07.26

「せっかくきれいに敷いた人工芝なのに、夏になったら継ぎ目がめくれてきた」「角が浮いてしまって見た目が悪い」——そんな声が施工後の夏に多く寄せられます。実はこれ、暑さによる熱膨張や施工時の落とし穴が原因です。この記事では、夏に人工芝の継ぎ目がめくれる・浮く原因を科学的に解説し、DIYでも実践できる予防・補修方法を徹底ガイドします。
夏に人工芝の継ぎ目が浮く・めくれる3大原因
夏季に人工芝トラブルの相談が増える大きな理由の一つが「継ぎ目の浮き・めくれ」です。年間1,000件超の施工経験から見えてきた主な原因を3つに整理しました。
原因①:熱膨張による寸法変化
人工芝の基布(バッキング)はポリプロピレンや塩化ビニル系の素材でできており、温度変化によって伸縮します。夏の直射日光下では芝の表面温度が60〜70℃に達することもあり、芝全体が数ミリ単位で膨張します。
施工時(春・秋の15〜25℃帯)にぴったり合わせてカットし固定した芝が、夏の高温で膨張すると継ぎ目に突き上げ圧力がかかり、浮きやめくれが生じます。特に長尺(5m以上)のロール芝を敷いた場合、累積の膨張量が大きくなるため注意が必要です。
原因②:接着剤・固定テープの劣化
継ぎ目を固定するジョイントテープや接着剤は、長期間の高温・紫外線にさらされると接着力が低下します。特に安価なシングルサイドテープを使った場合や、施工時に下地との密着が不十分だった場合、夏の熱で粘着成分が軟化して剥離が進みます。
原因③:下地の沈下・水はけ不良
砂や砕石の下地が梅雨〜夏の雨で局所的に沈下すると、芝の表面に凹凸が生まれて継ぎ目に力が集中します。また、水はけが悪く継ぎ目下に水が溜まると、基布が湿った状態で乾燥・収縮を繰り返し、剥離が加速します。

症状別チェックリスト:あなたの芝はどのケース?
| 症状 | 主な原因 | 緊急度 |
|---|---|---|
| 継ぎ目がウネウネと波打っている | 熱膨張(寸法変化) | 中(涼しくなれば戻る場合も) |
| 継ぎ目の端がめくれて芝が浮いている | テープ劣化・接着不良 | 高(放置すると拡大) |
| 角・縁石沿いが全体的に浮いている | 固定ピン・釘の不足 | 高(つまずき危険) |
| 雨後に継ぎ目が目立つ | 下地沈下・水はけ不良 | 中(下地補修が必要) |
| 継ぎ目の色が変色している | UV劣化・カビ | 低〜中(清掃で対応可能) |
DIYで実践できる予防と補修方法
実際の施工現場では「夏前の点検と補修が、トラブルを最小限に抑える最大のポイント」と伝えています。年間1,000件超の施工現場の経験から、DIYユーザーでも取り組みやすいステップをご紹介します。
予防策①:施工時に熱膨張の「遊び」を確保する
夏場に施工する場合、あるいは将来の熱膨張を見越して施工する場合は、継ぎ目や壁際に2〜3mmの逃げ(スキマ)を確保してカットします。芝は膨張してもスキマに逃げるため、突き上げが起きにくくなります。
春・秋に施工した芝で膨張が心配な場合も、カット面を気持ち外側に調整するリカット作業で改善できます。詳しい施工の流れは芝キングの施工ステップでも確認できます。
予防策②:耐熱・耐紫外線対応のジョイントテープを使う
継ぎ目固定に使うジョイントテープは、耐熱・耐UV仕様の両面テープ(ダブルサイドテープ)を選びましょう。安価なシングルタイプより接着力が長持ちし、60℃超の環境でも剥離しにくい設計です。
補修手順:めくれ・浮きのリペア
- めくれた部分を丁寧に剥がし、下地の状態を確認(砂の沈下・水分がないかチェック)
- 下地に沈下や水溜まりがある場合は、砂を補充して平らにならす
- 古い接着剤・テープの残渣を取り除き、下地面を清潔にする
- 耐熱両面ジョイントテープを貼り直し、芝を2〜3mm緩めに配置して接着
- 重石(ブロックや砂袋)を乗せて最低24時間圧着させる
- 芝の目地に専用の固定ピンを追加し、補強する
補修後の状態確認やDIY施工サポートについては、芝キングのサポートページもご活用ください。

プロ施工が強い理由:継ぎ目トラブルを最小化する技術
芝キングのプロ施工では、継ぎ目トラブルを防ぐために以下の対策を標準で行っています。実際の施工事例では、「10年経っても継ぎ目が目立たない」とお喜びの声をいただいています。
下地の入念な整地と水勾配
雨水が速やかに排水される1〜2%の水勾配を下地に設けることで、継ぎ目下への水の滞留を防ぎます。砂利(砕石)層とケイ砂の二重構造で沈下も抑制します。
シームレス施工と芝の方向統一
継ぎ目は芝の葉の流れ(パイル方向)を揃えて接続します。方向が揃っていると日光の当たり方が均一になり、熱膨張の方向も一致するため突き上げが起きにくくなります。また、継ぎ目位置を人が最も踏む動線から外す「継ぎ目レイアウト設計」も重要です。
高耐候性素材の人工芝を選ぶ
芝キングのオリジナル人工芝は高耐候性の自社開発素材を使用しており、UV劣化・熱膨張に強い配合です。低品質品に比べて基布の寸法安定性が高く、継ぎ目トラブルが格段に少ない設計となっています。実際の施工実績もご覧いただけます。
| 施工方法 | 継ぎ目の耐久性 | 夏のトラブルリスク | コスト目安(10㎡) |
|---|---|---|---|
| DIY(安価なテープ使用) | 1〜3年 | 高い | 3〜5万円 |
| DIY(耐熱テープ使用) | 3〜5年 | 中程度 | 4〜7万円 |
| プロ施工(一般グレード) | 5〜7年 | 低い | 8〜15万円 |
| プロ施工(芝キング・10年保証) | 10年以上 | 極めて低い | 12〜20万円 |
よくある質問
Q. 継ぎ目が浮いているのに気づかず何年も放置してしまいました。今から補修できますか?
A. はい、多くの場合は補修可能です。ただし、長期間放置した場合は継ぎ目周辺の基布が裂けていたり、下地が大きく沈下していたりすることがあります。まずは状態を確認し、破損が広範囲に及ぶ場合は部分的な張り替えが必要になることもあります。よくある質問にも詳しい情報を掲載していますので、ご参考ください。
Q. 夏に施工するのは継ぎ目トラブルが起きやすくなりますか?
A. 適切な施工をすれば夏の施工でも継ぎ目トラブルは起きません。むしろ、夏の高温時に施工することで芝が最大に膨張した状態で仕上げられるため、秋〜冬に収縮しても継ぎ目がダブつかないメリットもあります。プロ施工では熱膨張を考慮した施工を標準で行っています。全国の芝キングFC拠点にお問い合わせください。
Q. 継ぎ目の補修は自分でできますか?業者に頼む目安は?
A. 浮きの範囲が30cm以内・下地に問題がない軽度な場合はDIY補修が可能です。一方、(1)めくれが広範囲(1m超)にわたる、(2)下地が沈下・水没している、(3)基布が裂けている場合はプロへの依頼をおすすめします。DIYと業者の境界線についてはDIYサポートページもご参照ください。
Q. 継ぎ目が目立たない人工芝製品はありますか?
A. 芝丈が長め(30mm以上)でパイル密度が高い製品は、施工後に芝葉が継ぎ目を覆うため目立ちにくくなります。芝キングのリアル人工芝30mm(人気No.1)は密度・葉形ともに継ぎ目が隠れやすい設計です。

まとめ:夏の継ぎ目トラブルを防ぐ5つのポイント
- 夏の継ぎ目浮き・めくれの主因は熱膨張・テープ劣化・下地沈下の3つ
- 施工時に2〜3mmの逃げを設け、耐熱両面テープを使うことで予防できる
- めくれを発見したら早めに補修を。放置すると範囲が広がりコストが増大
- 継ぎ目トラブルを根本から防ぐには下地の水勾配と砕石層が重要
- 芝キングの10年保証・自社開発高耐候性素材で長期間安心して使える
人工芝の継ぎ目トラブルは、正しい知識と施工技術で大幅に減らすことができます。DIYが不安な方やすでにめくれが起きてしまった方は、ぜひ芝キングにご相談ください。