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2026.07.29

「最近、庭の人工芝の色が薄くなってきた気がする」「一部だけ白っぽくなっているけど、これは寿命?」——夏になると、そんなお悩みを抱えるご家庭が増えます。強い紫外線と高温が続く日本の夏は、人工芝にとって一年でもっとも過酷な季節。この記事では退色・変色の原因から、寿命サインの見極め方、正しいケア方法まで解説します。
人工芝が夏に退色・変色しやすい3つの理由
人工芝の変色は突然起こるわけではなく、夏特有の環境要因が重なって少しずつ進行します。
① 紫外線(UV)による素材の劣化
人工芝のパイル(芝葉)はポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)などの素材で作られています。紫外線を長時間受け続けると分子レベルで酸化が進み、次第に本来の緑色が失われていきます。いわゆる「光退色」と呼ばれる現象です。太陽が高くなる夏は1日の日射量が多くUV指数も高くなるため、他の季節より退色が進みやすい条件が揃っています。
② 熱による色素の変質
真夏の人工芝表面温度は50〜60℃を超えることもあります(遮熱タイプを除く)。高温環境が続くと着色に使われた顔料(色素)が変質し、色ムラや白化が起こります。安価な芝ほど顔料グレードが低く、短期間で色抜けしやすい傾向があります。
③ 水アカ・カビ・苔の付着
夏は高温多湿でカビや苔が芝表面に付着することがあります。これらは黒色・茶色の変色を引き起こします。また水道水のカルシウム分が乾燥した際に白い水アカとなって残り、全体的に白っぽく見えるケースもあります。
退色・変色のタイプ別チェックリスト
変色の種類によって対処法が異なります。下記の表で現在の状態を確認してください。
| 変色の見た目 | 主な原因 | DIY改善 | 判断 |
|---|---|---|---|
| 全体的に黄色・茶色がかってきた | UV退色(素材劣化) | △ 一時的に改善可 | 要検討 |
| 一部だけ白っぽい・薄い | 部分UV集中/水アカ | ○ 水アカなら清掃で改善 | 経過観察 |
| 緑色が抜けて全体が白化 | UV・熱による顔料変質 | ✗ 素材劣化のため困難 | 交換検討 |
| 黒・茶色の斑点が出た | カビ・苔・汚れ | ○ 専用洗剤で清掃 | 早めの清掃を |
| 日当たり良い箇所だけ色が違う | 部分的UV退色 | ✗ 素材劣化のため困難 | 部分交換検討 |
| 濡れると緑・乾くと白っぽい | 水アカ(カルシウム付着) | ○ クエン酸水で除去可 | 日常ケアで対応 |
年間1,000件以上の施工・アフターフォローを行う芝キングの現場スタッフによると、「施工後5〜6年以降のお庭で色ムラの問い合わせが増える傾向にあります。南向きで遮るものがない場所は、日射量が多い分、他エリアより1〜2年早く変色が見られることがあります」とのことです。
人工芝の寿命サイン——交換が必要なタイミングの見極め方
人工芝の一般的な耐用年数は素材・使用環境によって異なりますが、7〜10年前後が目安です。変色の程度によって「ケアで回復できる」か「交換が必要」かを判断することが重要です。
交換を検討すべき4つのサイン
- 芝葉がペタンコに倒れて起き上がらない(へたり)——ブラッシングしても復元せず、底面のバッキングが透けて見えるようになったら素材疲弊のサイン
- バッキング(裏地)に亀裂・割れが発生している——裏地が硬化・亀裂すると防草シートへの密着性が失われ雑草が侵入しやすくなる
- 接合部・端部がめくれてくる——接着剤の劣化や素材収縮によって継ぎ目が浮き上がると、つまずき・ケガのリスクが生じる
- 清掃しても色ムラが改善しない——水アカやカビでなく素材そのものが変質している場合は清掃では対処できない

芝キングのオリジナル人工芝は高耐候性素材を採用し、UVカット剤を練り込んだパイルを使用。これにより通常の人工芝より退色が起こりにくい設計になっています。詳しくは人工芝商品ページをご覧ください。
退色・変色を防ぐ夏の正しいメンテナンス方法
1. 定期的なブラッシングと掃き掃除
砂埃や落ち葉が堆積すると汚れが定着しやすくなります。週1回程度、芝目に逆らうようにブラッシングするのが基本です。芝葉が起き上がると同時に、蒸れによるカビの発生も抑えられます。
2. 水洗い(散水)でのリフレッシュ
ホースで水をかけて表面の汚れを流す打ち水ケアは、汚れ除去と同時に表面温度を下げる効果もあります。水アカによる白化が気になる場合は、500倍程度に希釈したクエン酸水を散布してから水で流すと白化が取れやすくなります。
3. カビ・苔への対処
黒・茶色の変色がカビや苔によるものであれば、中性洗剤を薄めた液でブラッシング後、十分に水で流してください。漂白剤は素材を傷める可能性があるため使用しないことをおすすめします。
4. 遮光・日よけの活用
南向きや西向きで直射日光が強い庭では、サンシェードやオーニングで日射量を減らすと退色の進行を大幅に遅らせることができます。実際の施工事例でも、日よけを設置したご家庭の芝は色持ちが良い傾向があります。
| ケア方法 | 頻度 | 効果 | 費用目安 |
|---|---|---|---|
| ブラッシング・掃き掃除 | 週1回 | 汚れ除去・へたり防止 | 0円 |
| 水洗い(打ち水) | 週1〜2回(夏) | 汚れ除去・温度低下 | 0円 |
| クエン酸水スプレー | 月1回 | 水アカ除去・白化防止 | 100〜200円/月 |
| 中性洗剤洗浄 | 2〜3ヶ月に1回 | カビ・苔除去 | 数百円 |
| プロ点検・クリーニング | 年1〜2回 | 総合チェック・延命 | 要見積もり |
ケア方法の詳細はよくある質問ページでも確認できます。またDIYサポートページでは、ご自身でのケア方法を詳しく解説しています。
退色しにくい人工芝の選び方——最初の素材選びが肝心
退色を防ぐには、購入・施工段階で「耐UV性能の高い芝」を選ぶことが最重要です。芝キングの施工実績を見ると、高耐候素材を使用したお庭は施工後7〜8年経過してもきれいな状態を保つケースが多く見られます。
- UV安定剤(HALS / UVA)添加の有無:パイル素材にUVカット剤が練り込まれているか確認
- PE(ポリエチレン)主体の素材:PPより耐候性が高く柔軟性もあるためへたりにくい
- 顔料の品質:安価な芝ほど顔料グレードが低く短期間で色抜けしやすい
- 保証年数と内容:施工不良・素材劣化それぞれの保証範囲を確認

芝キングで人気No.1のリアル人工芝30mmはUV安定剤を含む高品質PEパイルを採用。施工の流れでは現地調査から完工・アフターフォローまでを詳しく解説しています。業界では珍しい10年保証で長期的な安心をご提供します。
よくある質問
Q. 退色した人工芝をDIYで塗り直すことはできますか?
A. 市販の人工芝用塗料での部分補修は可能ですが、素材の劣化が進んでいる場合は塗膜がすぐに剥がれたり見た目が不自然になることがあります。退色が広範囲に及ぶ場合や、バッキングの劣化が見られる場合は部分交換・全面張り替えを検討することをおすすめします。
Q. 人工芝の退色は保証の対象になりますか?
A. 保証内容は施工会社・商品によって異なります。芝キングの10年保証は施工不良に起因する問題を対象としており、通常の経年変化による退色は保証対象外となる場合があります。詳しくはよくある質問またはお問い合わせよりご確認いただけます。
Q. 変色が一部だけの場合、その箇所だけ交換できますか?
A. はい、部分交換は可能です。ただし、同じ製品・ロットでないと色味が異なって見える場合があります。また施工から年数が経過している場合は既存部分との色差が目立ちやすいため、専門家による現地確認をおすすめします。芝キングでは全国30以上のFC拠点が対応していますので、全国の拠点一覧からお近くの店舗にご相談ください。
Q. 日当たりが悪い場所でも退色は起きますか?
A. 日陰では退色の進行は遅くなりますが、湿気が多いためカビや苔が生えやすくなります。定期的な清掃と乾燥を心がけてください。
まとめ
- 夏の人工芝退色の主な原因はUV(紫外線)・熱・カビ・水アカの4つ
- 変色のタイプを見極めることで、DIYケアで改善できるか・交換が必要かを判断できる
- バッキングの亀裂・広範囲の白化・へたりの回復不能は交換のサイン
- 週1回のブラッシング・打ち水・クエン酸水ケアで退色の進行を遅らせることが可能
- 最初からUV安定剤入り・高耐候性素材の人工芝を選ぶことが最善の退色対策
- 芝キングのリアル人工芝は高耐候素材採用+10年保証で長く美しい状態を維持
「そろそろ張り替え時かも…」とお感じでしたら、まずはお気軽にご相談ください。LINEで写真を送っていただくだけで、無料で状態診断のご案内が可能です。